2020.07.22

プロジェクトマネジメント資格比較

プロジェクトマネジメント資格比較

プロジェクトマネジメントとは

プロジェクトとは、有期的、且つ独自性がある業務のことをいいます。

良くあるケースとしては、新商品開発・新システム開発など行う場合に、
通常の業務(定常業務)とは別に、新しいプロジェクトを立ち上げて、効率
的に計画を遂行するようなケースです。

この場合、プロジェクトとして与えられた目標を達成するために人材・コスト
・スケジュールなどを調整し、全体のプロセスを管理する必要があります。

なお、プロジェクトマネジメントというとITで考えられがちですが、IT以外
の様々な場面で利用できます。

アジャイルとウォーターフォール

プロジェクトマネージメントを進めていくためのモデルにはいくつか
ありますが、代表的なのは、ウォーターフォールモデルとアジャイル
モデルです。

ウォーターフォールモデルとは各工程を順番に進めていく開発モデルです
(終了した工程は後戻りをしないモデル)。
コスト見積もりが比較的立てやすく、大規模な開発でよく使用されます。
しかし、やり直しの作業量が多くなり、ユーザーが開発に参加しづらいなどの
デメリットがあります。

一方、アジャイルモデルとは、反復 (イテレーション) と呼ばれる短い期間単位で、
リスクを最小化し、主にソフトウェア開発で利用される手法です。

これらはどちらがよいということはなく、そのプロジェクトにあったモデルを
ベースにマネジメントしていけばよいでしょう。

ウォーターフォールからアジャイルの方が利用されるケースは増えてきたことから
例えばPMP試験においてもアジャイルの問題外多く出題されるようになってきました。

プロジェクトマネジメント資格について

PMP資格

 PMP資格試験は、中規模から大規模のプロジェクトマネージャに最適な資格です。PMP資格は、国際的なプロジェクトマネジメントコミュニティで高く評価されています。
 資格取得には、試験合格とプロジェクトマネジメント経験の要件を満たす必要があり、専門知識を維持するための継続的に学習を進める必要があります。
PMP資格については以下をよりご覧ください。

Comptia Project+資格

 本資格試験は小規模のプロジェクトマネジメントのマネージャー
及びプロジェクトメンバーに最適な資格です。受験資格がないので受けやすい資格となります

P2M(Project & Program Management)資格

 P2Mは、日本発祥のプロジェクトマネジメントのアプローチで、PMBOK(Project Management Body of Knowledge)などで整理されたプロジェクトマネジメントの枠組みに、プログラムマネジメントの概念を組み合わせたものです。プログラムマネジメントは、複数のプロジェクトを連携・統括して管理する手法であり、異なるプロジェクト間の調整やリソースの最適化などを含みます。
 P2Mについてはこちら

Prince2資格

 PRINCE2(Projects IN Controlled Environments 2)は、イギリス発祥のプロジェクトマネジメントの国際的な資格です。PRINCE2の資格は、プロジェクトマネージャーやプロジェクトチームメンバーに向けて設計されており、キャリアの発展に役立つ価値があります。ファンデーションは受験資格がなく、
プラクティショナーは受験資格を必要とします。

PMI-ACP資格

本資格試験は、中規模から大規模のプロジェクトマネージャに
最適な資格です。この試験は、ビジネスの部分もターゲットと
しているので、より幅広くプロジェクトマネジメントを学習
できます。

イープロジェクトの資格講座

 イープロジェクトは、プロジェクトマネジメント、ビジネスアナリシス
を専門とした資格学校です。上記のうち、PMP,PMI-ACP,Prince2,Project+など
各種講座を実施しています。