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イープロジェクトのブログ

第5章 10 の知識エリア YOUTUBE動画PMBOK第6版の知識と手法

PMBOK第6版の知識と手法がこれ1冊でしっかりわかる教科書 YOUTUBE動画 第5章

これから少しづつ定期的にアップしていきます。「PMBOK第6版の知識と手法がこれ1冊でしっかりわかる教科書」 を片手にぜひご覧ください。

 

第1章 プロジェクトの基本

第2章 PMBOKの基本

第3章 10の知識エリア

第4章 プロジェクトの立ち上げ

第5章 プロジェクトの計画

この章では、立ち上げプロセス群に続く、計画
プロセス群について解説します。このプロセス
群は、5つのプロセス群の中でもっとも多くの
プロセスを含む、プロジェクトマネジメントの
要となるものです。流れと関連性を意識しなが
ら、各プロセスを確認しましょう。

 

38 要求事項をさらに集める

計画プロセス群において最初に始めるべき作業は、「各ステークホルダーの要求事項
を明確にすること」です。ステークホルダー登録簿の要求事項だけでは不十分なた
め、さまざまな方法を利用して、さらにデータを収集する必要があります。

<まとめ>
・計画プロセス群において最初に始める作業は、各ステークホルダーの要求事項をより明確にすること
・ブレーンストーミングやインタビューなどで、潜在的な要求事項を多面的に聞き出すことが重要

 

39 要求事項をまとめて一覧表にする

各ステークホルダーから要求事項を集めたら、それらをまとめて「要求事項文書」を
作成します。要求事項をまとめる際のポイントや、要求事項文書の特徴を押さえて
おきましょう。

<まとめ>
・要求事項をまとめる方法として、意思決定、親和図、ノミナルグループ技法などがある
・要求事項文書とは、個々の要求事項がプロジェクトのビジネス・ニーズを満たす方法について記述したもの
・要求事項文書は、成果物には直接関係しない各部門からの要求なども含む

 

 

40 要求事項から成果物を定義する

要求事項文書を作成したら、そこに記載されている要求事項をもとに「成果物」を定
義します。そのために、「プロジェクトスコープ記述書」を作成します。ここではプ
ロジェクトスコープ記述書の特徴を押さえましょう。

<まとめ>
・代替案分析とは、要求事項から妥協案を検討する手法のことプロダクト分析とは、抽象的な要求事項を具体的にする手法の
こと
・プロジェクトスコープ記述書とは、プロジェクト・スコープと
・プロダクト・スコープを含むスコープ全体を文書化したもの

 

 

41 WBSを作成する

プロジェクトスコープ記述書を作成したら、そこで定義した成果物をもとに、作業
分解図である「WBS」を作成します。ワークパッケージとアクティビティの関連に注
意しながら、具体的な内容を確認していきましょう。

<まとめ>
・WBSの最下層はアクティビティではなく、ワークパッケージである
・ワークパッケージは、一般に1 ~ 2週間程度で完了する作業項目とされている
・WBS辞書とは、ワークパッケージなどWBS内の作業項目についての説明文書のこと

 

42 ワークパッケージごとにアクティビティを定義する

WBSを作成し、ワークパッケージを特定したら、ワークパッケージごとに「アク
ティビティ」を定義します。ここでは主に、「アクティビティリスト」と「アクティビ
ティ属性」が作成されます。

<まとめ>
・アクティビティリストとは、ワークパッケージを構成するアクティビティの一覧である
・アクティビティリストはワークパッケージごとに作成する
・アクティビティ属性とは、各アクティビティの詳細を説明した文書のこと

 

43 ワークパッケージ内のアクティビティの順序を定義する

各ワークパッケージでアクティビティリストを生成したら、ワークパッケージ内の
作業順序=「アクティビティの順序」を決定します。ここでは、アクティビティの順
序だけでなく、「アクティビティどうしの関係」も検討します。

<まとめ>
・アクティビティの順序設定は、ワークパッケージごとに行う
・「依存関係の決定と統合」および「リードとラグ」で、作業関係を明確にする
・プレシデンスダイアグラム法で、作業順序を図示することができる

 

44 アクティビティに必要な資源と所要期間を検討する

ワークパッケージ内のアクティビティの順序が決定したら、「各アクティビティを完
了させるために必要な資源」の種類と量を考え、「所要期間」を検討します。そのた
めに、4 つの見積り技法を活用します。

<まとめ>
・アクティビティで利用する資源を検討したあと、各アクティビティで必要な所要期間を検討する
・各アクティビティの所要期間を検討することで、各ワークパッケージのスケジュールが完成する
・類推見積り、パラメトリック見積り、三点見積り、ボトムアップ見積りという4 つの見積り技法が存在する

 

45 アクティビティの予算を設定する

各アクティビティで使用する資源と所要期間を検討したら、「各アクティビティで使
用する予算」を検討します。このとき、リスクに対する予備費用も設定しておく必要
があります。

<まとめ>
・コストの見積りプロセスでは、アクティビティ所要期間の見積りプロセスと同様に、4 つの見積り技法を利用する
・コンティンジェンシー予備とは、特定できたリスクに対する予備費用のこと
・発生量が未知の特定できたリスクについても、コンティンジェンシー予備が適用される

 

46 プロジェクトスケジュールを設定する

ワークパッケージごとのスケジュールが完成したら、それらを統合・調整して「プロ
ジェクト全体のスケジュール」を設定します。その際、クリティカル・パス法、資源
標準化、スケジュール短縮などの手法が利用されます。

<まとめ>
・プロジェクトスケジュールを設定する場合は、クリティカル・パスを定義する
・資源平準化で、資源の需要と供給のバランスを検討する
・すべてのアクティビティが納期までに完了しない場合は、リードやスケジュール短縮を利用する

 

 

47 コストベースラインを設定する

アクティビティで利用する予算を設定し、またプロジェクトスケジュールを設定し
たら、各アクティビティの予算を統合して、「コストベースライン」を設定します。
このプロセスでも、予備費用の設定がポイントになります。

<まとめ>
・ベースラインとは、コスト面などにおいてプロジェクトマネジャーが承認した結果のこと
・マネジメント予備とは、特定できないリスクに対する予備費用のこと
・マネジメント予備を利用する場合は、スポンサーの承認を得ることが必要

 

 

48 品質マネジメント計画書と品質尺度を設定する

スコープ、スケジュール、コストに関する計画を検討したら、「品質に関する計画」
を検討します。品質にかけることができる予算などを考慮しながら、成果物の品質
の評価方法や評価基準などを定義します。

<まとめ>
・品質尺度とは、受入基準よりも精度の高い、成果物に対する評価基準のこと
・品質マネジメントの計画プロセスの費用便益分析とは、品質にかけることができる予算と、期待される品質を比較するもの
・品質にかけることができる予算を品質コストという