講座を利用することで、PMBOKのポイントをおさえながら読み進むことが出来たと思います。

T.T. 様

なぜPMPを勉強しようとおもいましたか?

一緒に仕事をした外国人PMの勧めによるところが大きいです。
曰く、某グローバルIT企業では「プロジェクトマネジメントの基本を学ぶために、PMPを取得させる。その上で自社の方法論を学ばせる」ということだそうです。ITコンサルティングを生業として来て、言葉として、PMBOKというものの存在は知っていましたが、本格的にPMBOKを学ぶ機会はなかったので、まず学ぼう、そしてあわよくば資格も取ってしまおうと思いました。

勉強した期間はどれくらいですか?

4か月半(PMBOKを購入し、e-Projectの研修を受講し、試験勉強をして合格するまでの期間)

一日どれぐらい勉強されましたか?

日に拠りますが、平均して2時間は確保していたと思います。
休日だから長時間勉強するということは特にしませんでした。
土日祝日は、6~8時間した日もありますが、これは遅延を回復するのが主目的でした。

勉強していて心がけていたことなどがあればお聞かせください

意識したのは、以下の2つのことです。
①覚えない、理解する
②1日1分でもいいので勉強する
①は、巷に問題集、対策本、教材が溢れる中で、PMBOKの実際の問題は公開されていないということに立脚しています。
PMBOKを読んでも、内容は重厚で覚えることはほぼ不可能です。また教材の問題の答えを覚えても、同じ問題が出る可能性は低いと思われたので、とにかく、「なんでこの答えになるのか?どういう思考プロセスを経て、この判断に至るのか」というところを大事にしました。なお、未知の言葉、概念は有無を言わず覚えています。最低限の知識は必要です。
②は、時間の確保というより、電話帳みたいに分厚いPMBOKに触れることを意識したという意味です。あの厚さなので、あまり触れたくない気持ちになりがちなので、用語集の確認でも、なんでもいいので触る(=読む)理由を作り、習慣化しました。

具体的な学習方法を教えてください。

全体を通じて行ったのは、「PMBOKを私色に染める」といったことになります。
eラーニングや、eラーニング修了後に追加でもらった教材、自分で買った問題集など、いろいろなことをやりましたが「それをやる」ことよりも、「それをやることを通じて、PMBOKにどう書いているかを理解する、知る」ということが全てでした。大事なところに線をひいて、説明が不足しているところは、PMBOKの余白に書き込みまくりました。

学習のプロセスを、時系列に書くと、以下のとおりです。
– 2012/03/21 e-Project講座説明会に参加。
– 2012/03/25 PMBOK購入。1週間くらいで、わかってもわからなくてもいいから1読する。
とにかく厚くて、読みにくいものなので、土地勘を掴む為に1回通しで読みました。
覚えることは目的じゃなくて、「どのへんに、何が書いてあるかを掴む」ことを狙いました。
– 2012/03/30 e-Learning講座申込
– 2012/04/06 e-Learning受講開始
レジュメをプリントアウトして1読して、その後にeラーニング講座を受講しました。
その時には座右にPMBOKを置き、必要に応じてアンダーラインや書き込みをしながら受講しています。
単元が終わったらテストを受講しますが、テストは必ずプリントアウトして、正解でも不正解でも、その答えになる理由を自分なりにまとめてメモをしました。
とにかく再受講する(動画をもう一度見る)のは時間がかかるので、あとで見返した時に、瞬時にわかるようにメモをしました。
この時、PMBOKで参照すべきところがあれば、探してマーカーをひいておきました。
e-Learningの全ての単元で、これを死守しながら進めました。
– 2012/04/24 e-Learning受講終了
– 2012/04/25 PMP虎の巻を購入
問題を解くという経験を重ねたいと思ったので、問題集を買いました。
問題集の評価は人によって違うと思うのですが、私は「解答解説にPMBOKとのリンクが明示されていること」を重視し、この本にしました。つまり、あくまでも基軸はPMBOKに置いていたということになります。
虎の巻は3回通しで行い、設問ごとに成否をEXCELにまとめて、知識体系ごとの正解率を客観的に把握するようにしました。実は試験までに2回しかできなかったので、直前期に苦手だったEVM, リスク管理、調達管理を集中して解き、ひたすらPMBOKを確認するようにしました。
– 2012/07/01 「虎の巻」以外の問題を解きはじめる
「虎の巻」とPMBOKは常に持ち歩いて、問題演習と解答解説、PMBOKの確認をしていましたが、eラーニングの確認をしていなかったので、eラーニングの問題を解き直しました。ただ、常にネットにつながる環境ではなかったので、紙出しして持ち歩いて、やっていました。
前述のとおり、再直前期は苦手と認識していた分野(EVM, リスク, 調達)を集中的に対策しました。
– 2012/08/12 受験(1回目)→合格

イープロジェクトの講座を受講しての感想をお聞かせください

PMBOKを読み進めるというのは、ひとりでやるととても辛い作業なのですが、イープロジェクトの講座を利用することで、ポイントをおさえながら読み進むことが出来たと思います。
また、レジュメや板書を使って図解して説明してくださるので、記憶に残りやすかったと思います。
個人的には、EVMの説明のときに、指標と意味を説明するだけでなくて、グラフの上で、位置づけも含めて説明して頂いたので、後に公式を覚えるときに、単に覚えるだけではなく意味を考えて覚えることが出来たのが良かったと思います。

今後受講される方にメッセージをお願いします

上にも書きましたが、PMP試験の問題は公開されていません。また受験者はどういう問題が出たのかを再現して公開することは禁じられていたと思います。
これを踏まえると、市販の問題集をたくさん買って、問題をひたすら解いて、間違えたことは覚えていくという受験勉強のようなアプローチはあまり有効でないと言えそうです。
「なんで、この答えになるのか?」「なんでそう考えるのか?」ということをしっかり探求して、自分なりに腹落ちしないと、試験の成果には結びつかない気がします。
とにかくPMBOKを大事に勉強されるのが、地道ですが、一番合格の近道になると思います。