S.Nさん
1 なぜ PMPを勉強しようとおもいましたか?
・会社の取得奨励対象資格にPMPが含まれるようになったこと
・最近は取得者が増えており人気があること
・いずれ転職を考えるときに有利になる可能性があると考えたこと
2 勉強した期間はどれくらいですか?
・約1カ月半(12月3日~1月21日)
3 一日どれぐらい勉強されましたか?
・平均3時間程度、トータルは90時間ぐらい
4 勉強していて心がけていたことなどがあればお聞かせください。
・集中できる環境が必要だったので、家ではなくて図書館やカフェ等に毎日通って勉強しました
・インターネットを見ていると勉強時間は短い方でも80時間ぐらいはされているので、最低そのラインには達するようにスケジュールを立てました
・スケジュールはローリングウェーブ計画法に則って、今週は毎日何に取り組むかをアクティビティに落とし込み、
来週や再来週は大まかに何をするかを考えて、進捗度合いや理解度合いに合わせて軌道修正しながら取組みました
(むやみに長時間やっても集中力が落ちることを考えて今日はどこまでやるか?を決めてやりました)
・鉄は熱いうちに打つことを考えて、35時間の受講後極力時間を空けずに受験できるように取組みました。
(おそらく受講~試験受験までは最短でも2カ月程度はかかると思っていた方が良いと思います。)
5 具体的な学習方法を教えてください。
12月の35時間の講習を受講後に以下の流れで個人の勉強を開始しました
①12月中旬から末にかけてはPMBOKを片手にイープロジェクトのE-Learning動画を視聴したり
問題を解いたりした。平日・休日ともに2~3時間程度
②年明けから試験日1週間前までの10日間はイープロジェクトの問題集(講習最終日にいただいたもの)や
市販の問題集(虎の巻)を解いて、4択の選択肢の正答でない3つについて
それぞれ何が理由で正答ではないか?の理解に努めた。平日は3時間、休日は5時間程度
③試験日1週間前に市販の問題集(虎の巻)の巻末の200問について
本番と同様に時間を測って取り組んだ(この時点では6割5分の正答率)
④試験2日前までは上記⑤で誤った問題について、何が原因で誤ったかをPMBOKを見ながら復習した。
すべて平日で3~4時間程度
⑤試験前最後の週末の2日間はPMBOKとイープロジェクトのテキストを再読した。15時間程度
特に以下を重視して確認した。
・各プロセスのつながりや各プロセスのインプットとアウトプットの流れ
(成果物や変更要求はどのように流れていくか、など。PMBOKの各プロセスの冒頭にある図をじっくり見比べた)
・重要と思われる用語等の再確認(QC7つ道具やEVM、コンフリクトやリスクへの対応など)
イープロジェクトの教材はどれだけやりましたか?
・講習を受講した以外にはE-Learningの動画と問題はほぼ全てやりました。
・テキストは試験直前にすべて見返しましたが、重点を絞ってよくまとめられていることに気が付きました。
イープロジェクトの教材の他、使用していた問題集・テキストなどもあればお教えください。
・PMP試験合格虎の巻 第5版対応(iTec社刊)
・インターネット上の合格体験記等
6 イープロジェクトの講座を受講しての感想をお聞かせください。
・非常に親切に教えていただきました。講習ではE-Learningでは得られない試験でよく出るポイントや出ないポイント等をノンバーバルなコミュニケーションを交えて理解することができるので、講習に受講することをおすすめします。
・他社と比べて費用が安いと思い、イープロジェクトを選択しました。他社の講習を受けていないので比べることはできませんが、個人的にまったく不足はないと感じました。
7 今後受講される方にメッセージをお願いします。
・PMIの会員になれば、PMBOKの電子版が得られます。
分厚くて重いPMBOKを持ち歩くのは大変なので、35時間の受講開始前にPMI会員になって、電子版をiPad等のタブレットやノートPCにダウンロードして臨まれるのをおすすめします。
(持ち運びが楽になる以外にも、用語検索等も容易です。メモ等が書き込めると尚良いです。)
・12月17日頃に(35時間の講習終了後速やかに)受験申請を開始しましたが、経歴の記載についてイープロジェクトの講師の方にチェックしていただき、監査には引っかからず12月27日に受験資格を得ることができました。自身では気づかなかった記載方法等もあり、アドバイスは受けられた方が良いと思います。
・4時間のテストはそれなりに体力が要ります。事前に模試を受けたり、本番想定で自分で時間を測ってテストをする等して時間配分等を含めて感覚を掴んでおくことは有効と思います。
・47のプロセスにはどのようなものがあって、それらが5つのどのフェーズに属しているかは覚えておいた方が良いと思いますが、インプット、ツールと技法、アウトプットは丸暗記する必要はなく、それぞれがどのような目的を持っているか、どのような用途で使用されるかを理解しておくべきと思います。