S.Iさん

1 なぜ PMPを勉強しようとおもいましたか?

(1)約6年間、ウォーターフォール型開発の商品のPMを務めており、PMP自体には興味がありましたが、業務が忙しくて試験勉強の時間を確保できずにいました。
しかしCOVID19で在宅勤務となって通勤時間が無くなった分、勉強時間を捻出できるようになったので、一念発起してPMP受験を決意しました。
(2)最近、アジャイル型開発の商品のPMも担当することになったので、アジャイル型開発 及び そのPMを含めた勉強が必要になりました。
折角なら資格取得を兼ねて勉強しようと思い至りました。
(3)今後、部署異動などで私のことを知らない方々と仕事をすることを見据え、「自分のPMとしての実力を証明するもの(=PMP)を用意しておきたい」と考えました。

2 勉強した期間はどれくらいですか?

5月:35時間研修
6~9月半ば:試験勉強
*当初、「8月半ば(夏季休暇 後) テストセンターでの受験」を目標に進めていました。
ただ、COVID19影響を考慮し、ワクチン接種後に受験したかったので、ワクチン接種の都合で、約1ヶ月間、勉強期間が延びました。

3 一日どれぐらい勉強されましたか?

平日 : 5時間 程度
休日 : 10時間 程度
*平日は、出来るだけ仕事前に1時間、勉強時間を確保できるようにしていました。
 (残業があると仕事後に定期な勉強時間を確保することが難しいため)

4 勉強していて心がけていたことなどがあればお聞かせください。

・毎日、少しでも勉強する。
・模擬テスト,小テストを受けて、正解/不正解に関わらず、選択肢を含め、35時間研修の勉強資料やPMBOKを見直し理解を深める。
・場所(私は、eProjectで配布された緑冊子=エッセンスをまとめた小冊子)を決め、そこにテストで間違った点,用語,プロセスなどの解釈や説明をまとめる。
・できるだけ本番(PCでのテスト,230分)に近い環境で問題を解く。
 “時間配分への慣れ”,“体力/気力の鍛錬“の両面のため。
*上記2つは講師の方のアドバイスです。実践してみて、その通りだと思いました。

5 具体的な学習方法を教えてください。

・利用教材
イープロジェクトの教材:最も利用しました。
PMBOK:模擬問題,小テストで間違った箇所を重点的に読みました。(結果的に、殆ど通読しました)
アジャイル実践ガイド:通読。模擬問題,小テストで間違った箇所を重点に読みました。
・問題演習はイープロジェクトの教材のみ。
ひたすら、模擬問題,小テスト を解き、イープロジェクトの教材やPMBOKを見直し、理解を深めました。
休日に模擬試験を解きました。
平日に(時間が確保できないので)、模擬問題の答え合わせ&復習,小テストの実施(回答,答え合わせ&復習)を行いました。
・できるだけ本番(PCでのテスト,230分)に近い環境で問題を解きました。時間も測りました。
本番同様に、60問おきに10分休憩しました。
60問ごとに見直し、それ以前の60問は見直さない/答えを変えない。
そのスタイルで、得点が6~7割越をコンスタントに出せるようになるまで勉強しました。
・「問題が大量にあり、問題内容も定期的に更新される」と聞いたので、Webで最近のPMP受験者の情報(どういう内容や形式の問題が出たか 等)を簡単に調べました。
*当日、焦らずに済むようにするため。
・「PMBOKに記載されていない部分」は、模擬問題,小テストの選択肢や解説文に出ている用語や知識は、Webや本で調べ理解しました。

6 イープロジェクトの講座を受講しての感想をお聞かせください。

・講師の方が、ウォーターフォール/アジャイル 両方の知識,PMP試験自体の知識があり、講義内容も問題演習の解説も明解でした。
・一緒に受講した受講者それぞれの業種に合ったプロジェクトマネジメントの例を出して解説をして下さった。
その点も分かり易く、PMP試験勉強という意味だけでなく、PMとして勉強になりました。
・模擬問題,小テストも変な難問も無く、オーソドックスな問題で構成されている点も良いと思います。
(PMP試験自体も、変な難問/奇問は出題されなかったため。)
・「eProjectで配布された緑冊子=エッセンスをまとめた小冊子」は、よく内容がまとまっていると思いました。
・個人的には、時間と労力をかけて色々な教材を調べ集めて演習するよりも、イープロジェクトの模擬問題,小テストをしっかり解いて復習する方が、時間も費用も労力も節約できて良いと思います。

7 今後受講される方にメッセージをお願いします。

PMPは、暗記問題は殆ど無く、シチュエーション問題ばかりが出題されました。
シチュエーション問題は”暗記“ではなく”理解“が大事になります。
最初に“理解を深める“ための勉強方法を決めたら、それを信じて、やり切った方が良いと思います。(色々な教材や勉強方法に手を出したくなる気持ちを抑えて)
目標 受験日を決め、モチベーションを維持し続けて、自分に合った勉強方法を行えば合格できると思います。
自分を信じて頑張って下さい!