G.Aさん

1 なぜ PMPを勉強しようとおもいましたか?

・コンサルティング業務で見よう見まねで実践していたプロジェクトマネジメントを体系的に学びたかったので。
・対外的な公式資格を得ることで、転職市場にもアピールすることができるので。

2 勉強した期間はどれくらいですか?

・4ヶ月ぐらいです。(2021年2月に土日コースを受講、2021年7月中旬に2回目の試験で合格)

3 一日どれぐらい勉強されましたか?

・勉強時間の合計は、研修の35時間も含め150~200時間ぐらいです。
・平均にすると1日1時間程度ですが、平日は30分程度で土日に1日2~3時間 勉強していました

4 勉強していて心がけていたことなどがあればお聞かせください。

・PMBOKの公式テキストを最初から通しても出題されるポイントが掴めないと考え、問題演習でアウトプットすることを中心にして、間違えた部分や不足している部分を書籍などでインプットする方法を心掛けていました。

5 具体的な学習方法を教えてください。

・前提知識なく、土日コースを受講しながら白テキストや提供資料(PDFスライド)を理解するように努めました。(振り返ってみると、PMI公式の白テキストはPMBOK 6版と構成が異なっており、PMBOK用語を理解していることが前提だったので、まずは事前配付された緑色テキストでPMBOK用語やPMBOKの概要を理解した上で研修を受けた方がいいと思います)
・その後、application作成の負担が大きいという情報を入手していたので、まずは色野先生のサポートをいただきながらPMP受験申請を始めました。(applicationの構成や作成方法にはコツがあるので、色野先生にはapplicationを5回ほどレビューしていただいたのですが、このサポートがなければ申請がすんなり通らなかったのではないかと思います)
・受験申請がPMIで承認され、受験日を2021年5月下旬として、3月下旬から本格的に勉強を開始しました。
・まずは、PMP eラーニングのサイトの「スタディグループ【PMP受験対策講座オンライン通学 補講用コース】」にある「PMP試験対策練習問題」を解きながら、緑色のテキストを章ごとに理解するようしました。(PMBOK 6版は補足的に使いました。)「PMP試験対策練習問題」は忘却曲線を意識して間を置きながら合計3回前後は演習しました。PMBOKやアジャイルの基礎知識の習得にはかなり役立ちました。
・また同時並行的にPMP eラーニングのサイトの「PMP®試験 アジャイル対策・変更点対策講座(旧 変更点講座)」の演習問題も同程度に行いました。間違えた問題は同じサイトにアップされているファイル資料を見て復習しました。
・最後にPMP eラーニングのサイトの「PMP模擬試験(PMBOK Guide6th)/PMP試験対策暗記事項」の「PMP模擬試験」をこなしました。「PMP模擬試験(PMBOK Guide 6th)【1回目専用】200問固定」は1回のみの演習で62%の正解率でした。その後、「PMP模擬試験【2回目以降】(530問からシャッフル出題)」を4回ほど演習しました。5月時点で8~9割の正解率を出せるようになっていました。不正解だった問題は緑色のテキスト(+PMBOK 6版で不足部分を確認)で理解を深めました。
・また試験の出所を補強するために、弊社では無料で受講できるUdemyの「「PMP®認定試験」で一発合格を目指す! 効率的な試験対策のための戦略コース (2021) アジャイル対応」「「PMP®認定試験」で一発合格を目指す! 試験攻略のための実践問題演習コース 全100問 (2020)」をやりました。「「PMP認定試験」で一発合格を目指す! 試験攻略のための実践問題演習コース 全100問 (2020)」は3回ほど模擬試験として活用しました。
・1回目の受験直前にPMP eラーニングのサイトの「スタディグループ【PMP受験対策講座オンライン通学 補講用コース】」にある「PMP試験傾向情報」を見て、アジャイル問題が多く出題され、大半がシチュエーション問題(≠知識のみを問う問題)であることを知りました。(この情報への対応が直前となってしまったことが今となっては後悔していることです。「PMP試験傾向情報」を事前に把握しておけば、公式のアジャイル実務ガイドを数回 通して読んで理解を深めることをしていたと思います。また、試験対策としてアジャイル形式のシチュエーション問題を探して解いていたと思います。)
・2021年5月下旬に試験会場で朝8時から受験しましたが、各問題に時間をかけすぎて、最後の10問を残し試験時間残り5分という状況を作ってしまいました。結果、ギリギリのところでFail(不合格)となっていまいました。(おそらくあと数問解ければPass(合格)という結果レポートでした)
・受験当日に不合格は判明しましたので、その翌日に色野先生に結果レポートを共有し勉強方法を相談しました。結果レポートは白テキストの構成がベースとなっているので、「試験でできなかった分野(=章)を読み直し理解を深めてみては」「試験内容の記憶が鮮明なうちに早めに再受験した方がいい」というアドバイスをいただき、まず2021年6月に白テキストを通し読みしました。また、PMP eラーニングのサイトの「スタディグループ【PMP受験対策講座オンライン通学 補講用コース】」にある「補講用動画」もあわせて視聴しました。(なお、再受験料が100米ドル弱になるという割引クーポンをPMIから提示されていたこともあり、6月上旬には再受験日を「7月中旬」として受験申請しました)
・また、PMIから無料受講できる案内の来ていたe-Learning「Exam Prep Special Offer 2021 Japanese」を一通り受講しました。(この講座内容が本番の試験で寄与したかどうかは少し微妙です)
・また、本番では適応型・ハイブリッド型のプロジェクト内容を問う問題が多く出題されましたので、公式のアジャイル実務ガイドを2回ほど通しで読み理解を深めました。加えて、PMP eラーニングのサイトの「スタディグループ【PMP受験対策講座オンライン通学 補講用コース】」にある「PMP試験対策練習問題」のアジャイル関連問題が追加されていましたので、2回ほど演習しました。
・並行して、週に1回のペースでPMP eラーニングのサイトの「PMP模擬試験(PMBOK Guide6th)/PMP試験対策暗記事項」の「PMP模擬試験」の「PMP模擬試験【2回目以降】(530問からシャッフル出題)」で問題を解くペースを意識できるようにしました。(本番を意識して1問あたり1分で解くことを目標としました。この戦略は2回目の試験でもペース配分を意識することができ、最後の60問を解き終わった時は40~50分ほど見直しの時間ができました)
・どうしても2回目は合格したかったので、アジャイル問題の演習量を増やす目的で、2021年7月に入り「【【第6版&新試験対応!!】PMP試験対策・合格編】 無料過去問/単語帳/暗記アプリ「プチまな」」の本格利用を申込み、全630題を2周解きました。
・最後にPMP eラーニングのサイトの「スタディグループ【PMP受験対策講座オンライン通学 補講用コース】」にある「PMP試験傾向情報」を数回読み直し、最新の試験傾向を頭に入れておきました。(これは本当に貴重な情報源で、これがなかったら落ち着いて自分のペースで試験を受けられなかったと思います)
・2021年7月中旬に1回目と同じ会場で再受験をしました。前回朝早くの受験で支度・準備がバタバタとなり落ち着かなかった反省を踏まえ、試験開始時間は12時半で臨みました。1問1分のペースで、多少分からなくても一旦は解答を選択して「見直しフラグ」を立てることで、淡々と問題をこなしました。60問ごとに10分の休みが入りますが、休みに入るまでに60~70分でこなすペースで進めることができ、最後の60問で100分ほどの時間を残すことができました。結果的には全部解き終わった時点で40~50分を残すことができました。余裕を持って自分のペースで解けたので、無事Pass(合格)することができました。

6 イープロジェクトの講座を受講しての感想をお聞かせください。

・コロナ禍の状況もありZoomで受講できたのは個人的には有難かったです。
・また、リモート受講で逆に受講中に質問・確認ができ、テキスト内容の理解を深めることができました。
・色野先生にはapplicationのレビューでは適切なアドバイスをいただき、本当に助けていただきました。
・1回目の受験で不合格となり、その後色野先生に相談してフォロー・アドバイスいただけたのは心強かったです。

7 今後受講される方にメッセージをお願いします。

・PMP受験対策講座のStandardコースで受講させていただきましたが、35時間の講義内容はこれまでのプロジェクト経験を体系的に整理する意味で有意義な内容でした。
・振り返ってみると、試験対策という意味ではPMIが発行している講座テキスト(白テキスト、提供資料(PDFスライド))はPMBOK 6版の体系とは一致していないので、初学者には理解にしくいと思います。受講までに時間があるようでしたら、一度 PMBOK 6版の補助テキストである緑色のテキストを一読してPMBOKの体系やPMBOK用語を事前に理解しておくことをおすすめします。
・イープロジェクトのStandardコースではメールサポートやスタディグループ(=PMP eラーニングのサイト)を自分のペースにあわせて利用できるので有効活用すると、自分で参考書を購入せずとも合格できると思います。
・個人的にはできるだけ短期間(=数ヶ月)で、PMBOKの体系・知識やアジャイル実務ガイドの内容を理解し、演習で間違った問題をテキストを読み直すことで補っていくのが最短の道のりだと思いました。基本的な知識問題は本番では殆ど出題されないので、PMIイムズを問う「シチュエーション問題」に対して自信を持って1分で解答できるように準備することを念頭に置くのがいいです。