リスクマネジメント講座
プロジェクトを成功に導くために必要なプロジェクトマネジメントの基礎知識と、リスクマネジメントの考え方、手法を習得します。具体的には、プロジェクトの構造、リスクの概念、リスクマネジメントアプローチ、リスクの特定、分析、対応方法を理解し、実践的なスキルを身につけることを目的とします。
対象者
- プロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダー
- プロジェクトメンバー
- プロジェクトに関わるすべての関係者
研修時間
1日間(6時間)
研修内容
第一部:プロジェクトマネジメント構造(1.5時間)
- オリエンテーション & 自己紹介
- 研修の目的、内容、スケジュール説明
- 参加者同士の自己紹介とアイスブレイク
- プロジェクトマネジメントの基礎
- プロジェクトマネジメントとは
- 12の原理原則(ポイントとリスクへの言及)
- プロジェクトの構造
- 予測型と適応型
- フェーズゲート
- ディスカッション
- 参加者の経験を共有し、理解を深める
第二部:リスクの概念とリスクマネジメントアプローチ
- リスクの概念
- リスクの定義、種類、特性
- リスクと機会
- 不確実性・曖昧性・複雑性の概念と基本的な対応
- 不確実性:定義、例、対応策(確率論、シナリオプランニングなど)
- 曖昧性:定義、例、対応策(情報収集、専門家への相談など)
- 複雑性:定義、例、対応策(システム思考、モデリングなど)
- リスクと課題の違い
- 定義、発生時期、対応方法の違いを明確化
- リスクマネジメントアプローチ
- リスクマネジメントの目的、プロセス(リスク特定、分析、評価、対応、監視)
- リスクマネジメントのフレームワーク(PMBOK、ISO31000など)
- リスクの特定手法とRBS
- ブレーンストーミング、SWOT分析、チェックリスト
- リスクブレークダウンストラクチャー(RBS)の解説と作成例
◆ ワークショップ:RBS作成ワークショップ
第三部:リスク登録簿とリスクの監視コントロール
- フェーズゲートとリスク特定
- 各フェーズにおけるリスクの洗い出し
- リスク分析の方法
- 定性分析(リスクの発生確率と影響度の評価)
- 定量分析(モンテカルロシミュレーションなど)
- リスク対応方法とリスク登録簿
- リスク回避、リスク軽減、リスク転嫁、リスク保有
- リスク登録簿の構成要素と作成方法
- リスク対応計画の策定
◆ ワークショップ:リスク登録簿作成ワークショップ
- 目的:リスク登録簿を完成させる
- ポイント:既に特定されているリスクを工程にわけて、各リスクを発生確率と影響度で分析し、対応方法まで検討する
- 流れ
- 特定されているリスクを工程にわける
- 最初の方にある工程でのリスクを分析して、対応方法を検討する
- リスク登録簿を作成する
- グループ発表
- リスクの監視コントロール
- リスクのモニタリング、レビュー、報告
- リスク対応の有効性評価
■ 研修のまとめ(15分)
- 研修で学んだことの振り返り
- 本研修を振り返り、得た情報がどのように利用できるのかという点を各個人のビジネスシーンに置き換え、検討し、それそれに発表してもらう
教材
- オリジナル教材
講座価格
30,000円(税込)/人(6名以上・1日間の場合)
イープロジェクトの特徴
プロの講師・プロの講座
イープロジェクトの講座は、CBAP®・PRINCE2®・PMP®(PMI)・Project+(CompTIA)を保持するインストラクショナルデザイナーにより講座がプロデュースされています。
実務経験・指導経験も豊富な専門家であるPMPである講師がわかりやすく楽しい講座を実施いたします。
※ 本講座は法人研修のためカスタマイズ可能です。お気軽にお問い合わせください。
法人研修