ITコーディネータ ケース研修
ITコーディネータ ケース研修は、ITコーディネータ資格取得に必須なケース研修を6日間【1日 7時間30分×6日間】にわたって行う講座となっています。無料で弊社オリジナルITコーディネータ試験対応のeラーニングを受講できる安心の講座です
ITコーディネータ資格 試験概要
2001年に、当時の通商産業省が推進した国家プロジェクトの一部として、ITコーディネータ(ITC)の資格制度が創設されました。それ以後、この資格を持つ人数は1万人を突破しています。
ITコーディネータは、経営側から見たITの効果的な活用と、それを通じた経営強化を専門とするプロフェッショナルです。この資格によって、その人が多種多様な産業と仕事の場で高度な専門性と能力を持っていることが証明されます。資格を取得した者は、企業の競争力と革新性を高める上で重要な資源となり得ます。
また、この資格は、スキル標準ユーザー協会が提供する「ITSSキャリアフレームワーク」において、レベル4として位置づけられています。
資格制度
ITコーディネータの資格を獲得するためには、二つの要件が必要です。一つ目は「ITコーディネータ試験」に合格すること、二つ目は「ケース研修」を完了することです。試験・ケース研修は、それぞれ年に2回開催されています。受験や研修の順序は問いませんが、最初に完了した方から4年度以内に残りの要件を達成する必要があります(年度は4月から翌年の4月まで)。
その後、ITコーディネータ協会に認定登録申請を行うことで、資格の認定を受けることができます。
受験資格
受験資格はありません。
ITコーディネータ試験について
ITコーディネータの資格を獲得するためには、「ITコーディネータ試験」に合格すること、「ケース研修」を完了することが必要となります。
出題について
試験の種類には「ITコーディネータ試験」と「専門スキル特別認定試験」があります。「専門スキル特別認定試験」は協会が指定する資格を保有する方のみが対象となり試験科目が一部免除されます。
出題内容は、「IT経営推進プロセスガイドライン」に沿った知識や実践経験が問われるものになっています。
試験形式
CBT(Computer Based Testing)を使用した、基本的には4肢択一式の日本語の試験問題です。
CBTでの試験であるため、試験結果は即時行われます。
また試験は、年2回一定期間実施され、試験委託機関であるCBTソリューションズで日本全国で行われます。
「ITコーディネータ試験」は、120分で100問の問題を解く試験となります。
「専門スキル特別認定試験」は、80分で60問の問題を解く試験となります。
合格水準・難易度
試験問題・模範解答・点数・合格基準等は非公表となっています。
ケース研修について
ケース研修について
ケース研修とは、ITコーディネータ資格認定に必要となる研修プログラムです。あらゆる組織に適応可能なベストプラクティスであるIT経営プロセス(IT経営推進プロセスガイドライン)を活用した活動を仮想企業を題材に疑似体験することによって、IT経営の推進方法、およびITコーディネータの業務や使命を修得します。
日程
・事前学習:IT 経営推進プロセスガイドラインVer3.1の理解(動画視聴(eラーニング))約140 分
・集合研修(オンライン開催を含む):1 日7.5 時間とし、6 日間実施。
研修修了要件
以下の要件を満たすことが研修修了基準となります。
A)IT経営推進プロセスガイドラインVer3.1 eラーニング動画講義を必ず視聴すること。
B)集合研修を5日以上出席すること(1 日分(7 時間30 分)の遅刻・早退・欠席は容認)。
C)事前学習、レポート課題を全て提出すること。
D)研修に積極的に取り組むこと。
E)アンケート類をすべて提出すること。
資格の更新について
ITコーディネータ資格を維持するために毎年以下の更新手続きを行う必要があります。
詳細について
ITコーディネータ協会のホームページをご覧ください。