CAPM®受験対策講座
米国に本部があるNPO法人プロジェクトマネジメント協会(PMI)が実施及び認定している国際資格「プロジェクトマネジメント・認定アソシエイト(Certified Associate in Project Management®)」CAPM®資格取得・CAPM®受験対策講座です。PMBOK®Guide第6版対応です
CAPM®試験概要
CAPM®とは
CAPM®とは、米国に本部があるNPO法人プロジェクトマネジメント協会(Project Management Institute:PMI)が実施、及び認定している国際資格「プロジェクトマネジメント・認定アソシエイト・Certified Associate in Project Management」です。
CAPM®は、プロジェクトマネジメントの初学者やプロジェクトマネジメントの知識が必要となるプロジェクトチームメンバーを対象にしています。CAPM®資格は、プロジェクトマネジメント知識体系ガイド(PMBOK®ガイド)の原則と用語の知識を持っていることを示すことになります。
PMBOK® Guide (Project Management Body of Knowledge)は(PMIが策定したプロジェクトマネジメントの知識体系)とともに世界中で事実上の標準(グローバルスタンダード)です。
なお、PMP®を受験するためにCAPM®試験を受験される方がいらっしゃいます。PMP®試験を受験される方にとっては、試験を受けるためのPMBOK®についての基礎知識となります。PMP®に合格する知識があればCAPM®試験はとても簡単な試験となります。
CAPM®試験の受験資格
- 1. 高等学校卒業以上であること
- 2. 23時間の公式なプロジェクトマネジメントの研修の受講
23時間の研修は以下の機関が提供する講習が対象となります。
- ATP (Certified Associate in Project Management)
- REP(Registered Education Provider)
- 大学
- PMI支部
- 企業内教育
- 研修機関
- 研修名、研修場所、実施日、時間数および研修内容に関する資料を基に申請書に記入してください。なお、資料は後日の監査等のため保管しておいてください。
なお、PMI支部の運営に関わる会合・自主学習(例:プロジェクトマネジメント関連書籍の読書 )は、公式なプロジェクトマネジメント研修に該当しません。
E-Project はPMI認定のATPですので安心して学習を進めることができます。
CAPM®試験について
CAPM®受験の申請方法
受験申請は米国の非営利団体PMI (Project Management Institute:プロジェクトマネジメント協会)のサイト で行います。受験申請後、申込書が不十分な場合は、差し戻しとなります。
CAPM®受験期間
受験申請をPMIが受理してから、有効期間1年以内に受験する必要があります。
不合格の場合は申請受理から1年以内であれば2回まで再受験が認められていますが、3回不合格の場合は、その後1年間は受験をすることができません。
CAPM®試験の形式
CBT (Computer Based Testing)を使用した、4肢択一式の日本語の試験問題です。試験時間は3時間で、問題数は全部で150問。
CBTでの試験であるため、試験結果は即時行われます。
また試験は日本各地のピアソンVUE試験会場でほぼ毎日行われており、試験委託機関であるピアソンVUEのサイト で予約します。
PMP®試験の合格水準
150問の内、135問が採点対象。また残りの15問はPMIの調査等に使われるだけです。但しその区別は受験生には知らされません。
CAPM®試験の受験費用
受験費用は、CAPM会員と非会員とで違いがあり、以下のとおりです。
- PMI会員 225ドル(再受験の場合:150ドル)
PMI非会員 300ドル(再受験の場合:200ドル)
PMI®会員になるためには、事前にPMI®のサイトにて登録が必要です。
CAPM®試験の難易度
合格率は概ね60%といわれています。公表はされていません。試験自体はPMBOK®の基礎知識を問うものであるため難易度はそれほど高くはありません。
CAPM®の資格維持について
CAPM®試験合格後、CAPM®資格保有者はその資格を維持するために、PDU(Professional Development Unit)を 3年間で、15ポイント獲得する必要があります。
PDUとはプロジェクトマネジメントに関する研究や、研修に参加した時に換算する単位です。例えば研修の場合は1時間が 1PDU 換算となります。