2025.03.12
CBAP® 継続教育 CDUについて|2025.3更新
1 CBAP®継続教育 CDUにつきまして
ありがたいことにCBAP®合格者の方が増えてきました。CBAP®継続教育(CDU)についての
ご質問を多くいただいております。一般的なお話とともに、個人的なおすすめをお話しできたと思います。

詳細はハンドブックをご覧いただければと思います。(2025年2月現在)
1.1 CDU(Continuing Development Units)とは
CCBA®・CBAP®資格を取得した場合には、ビジネスアナリシスの専門家として継続的なコミットメントを示すために、再認定プログラムの要件を満たす必要があります。
認定を維持するために、資格取得者は、3年のサイクルごとに最低60の継続教育(CDU|Continuing Development Units)を取得する必要があるのです。
1.2 CDUとCBAP受験に必要な35時間の違い
CBAP受験に必要な35時間(ビジネスアナリシス研修の学習実績)はCDUとは異なります。
受験に必要な35時間は4年以内に35時間以上の専門能力の教育を受けていることとになります。イープロジェクトの講座であればCBAP受験対策講座をご受講いただければ問題ありません。
一方、CDUの取得はCBAP試験に合格した有資格者を対象としたものです。CBAP®に合格すると、3年に1回CBAP®資格を更新する必要があります。
そこで3年の中で60CDUを取得する必要があります。CDUとは『CBAP取得者が資格維持のために必要な継続教育の認定単位』です。
1.3 CCBA®・CBAP®資格の再認定の手続きの流れ
CCBA®・CBAP®資格の再認定をするには、以下の手続きが必要です。その手続きを進めるためには60CDUと再認定料が必要となります。再認定料は2025年3月現在で85ドルとなっています。
以下大まかな流れです
1.最低60のCDUを獲得する
2.BA Development Logに時間を入力します
3.再認定料を支払います
4.再認定を申請します
5.IIBAから確認メールを受け取ります。
1.4 CDUのカテゴリーについて
既に申し上げました通り、3年間で合計60CDUを取得する必要があります。
ご案内のように、教育による取得上限は30CDUです。したがって、一般的なケースとして、弊社のプログラムで20~30CDUを取得していただき、残りは少なくともビジネス分析業務経験で25CDU、自己学習で15CDU、合計40CDUを取得いただくことが可能です。業務経験や自己学習を組み合わせることで、必要条件を満たすことができます。
なお、詳細は以下 カテゴリーに分類されます。
詳細はハンドブックをご覧いただければと思います。
1. Professional Development(教育) 30 CDU
2. Work History (BA業務経験) 25 CDU
3. Professional Activities (著作・講演など)30 CDU
4. Volunteer Service(ボランティア) 30 CDU
5. Self-Directed Learning (自己学習)15 CDU
6. Formal Academic Education(大学等による公式教育) 30 CDU
2 eProjectのCDU講座
年間10~20のCDU講座を追加していく予定です。こちらで20~30CDU取得していけば
残りは業務経験や自己学習でカバーできます。
2.1 eProjectのCDU講座 eラーニング
ビジネスアナリシス基礎講座<Eラーニング> 10CDU
ビジネスアナリシス基礎テクニック講座オンライン<Eラーニング> 7CDU
プロジェクトマネージャー に 必須の ビジネスアナリシス<Eラーニング>13CDU
2.2 eProjectのCDU講座 教室オンライン
3 ご質問について
eProjectでCBAP®取得された方は遠慮なくお問い合わせください。
3 私の事例
まず、一つ言えるのは、監査にならない限り、実際には自動ですぐに認証されるのですが、システムに計算式が入っているため申請したものに対して時間が調整されて認められる場合があること(実務経験)に注意が必要です。
したがって、まずはとりあえずWork historyに入れてみる必要がありますね。
具体的な私の方法です。
私は、BABOK(ビジネス分析知識体系ガイド)関連書籍の学習によって、自己学習(Self-Directed Learning)として15CDU(継続能力開発ユニット)を確実に取得しました。
また、IIBA(国際ビジネスアナリシス協会)からアンケート回答で10CDUが付与されるという案内があり、こちらも対応しました。IIBAからのメールは常に確認しておくことをお勧めします。
さらに、IIBA日本支部が主催する無料イベントにもいくつか参加し、CDUを追加で取得しました。
これらの活動に加え、実務経験と研修講座の受講によって、合計60CDUを満たすことができました。
まずは、自己学習(BABOK関連)ですね。
CBAPはPMPに比しても更新はやりやすいと思いますので、ぜひ継続してみてください。